M's Photography 松下直樹のブログ

山陰の写真家 松下直樹のオフィシャルブログです

門司港レトロを走る


Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f2.8 SS1/1000

 

九州の玄関口でもある北九州市門司港を走ってきました。

 

以前にも思いついたことがあったのですが、その当時は門司港駅が改修(修復)工事中で、

折角なら駅舎も見たかったので諦めていたのですが、折り畳み自転車を購入したことで、

工事も終わった今、いいタイミングだと思い、車で5時間かけて向かいました。

ちなみに駅舎の工事は6年かかったそうです。

 


Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f5.6 SS1/500

 

車では門司港まで関門橋を渡りましたが、やはり気になるのは関門トンネルの人道です。

というわけで、翌日には朝一で船に自転車を積み込み、下関に渡りました。

(下関からの帰りに人道を渡る作戦です)

まだ朝が早かったので下関から更に船に乗り、巌流島に渡って島内観光です。

もちろん巌流島には自転車は持ち込めないので関門汽船のチケット売り場横に

許可を貰って自転車を留めさせていただきました。(盗難は自己責任ということで)

 

巌流島の観光を終え、下関港に帰ると少し下関を走り、いよいよ関門トンネルの人道へ。

 


Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f2.0 SS1/80 ISO500

 

自転車と原付バイクは持ち込めますが、押して歩くのがルールです。

人間は無料ですが自転車と原付バイクは通行料が20円かかります。

これまで様々な県境は渡りましたが、海底の県境を自転車或いは歩きで渡るのは初めて。

ご覧のようにセンターラインが引いてありますよね。通行は右側通行になります。

全長は約780mで、深さは海底60mくらいでしょうかね。

歩きながら「今、海底60m付近にいるんだ」などと考えると不思議な気分です。

とてもいい経験をさせていただきました。

 


Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f2.8 SS1/80 ISO1000

 

門司港の観光に訪れる人のほとんどがレトロな街並みと建造物の散策でしょう。

町にはレンタサイクルもあり、自転車で周るのに丁度いい距離でした。

所謂「門司港レトロ」と呼ばれる街並みには起伏がほとんどなく、自転車なら

1日あれば下関観光まで出来るでしょう。

 


Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f5.6 SS1/500

 

やはり旅先での折り畳み自転車というのは正解でした。

駐車場を気にせず、通りすがりに見つけた小路まで気軽に散策することが出来、

その上、とても健康的である。

今回の旅行で、またひとつ旅先の楽しみ方を学ぶことが出来ました。

頑張って働いて、またどこかへ出かけて自転車で走りたいですね。

 

 

 

DAHON Boardwalk D7その後(モディファイ)

 

 

DAHON Boardwalk D7(:以下BW)に幾つかのパーツ(装備)を追加したり、

パーツを交換するなど、モディファイを行いましたのでご紹介させていただきます。

 

 

1.チェーンリング&クランク

 

 

シングルの小径車には定番とも云えるLiteProという、おそらく中国製の格安クランクセットです。

クランク長は純正と同じ170mmでチェーンリングは純正の52Tから53Tに変更。

単純に52Tという設定が無かったというだけのことですが、ゆるゆるサイクリング前提なので、

もっと歯数の少ないギヤに変更するかもしれません。

純正と比べて、かなり軽量なセットです。

クランクの取り外しにはコッタレスクランク抜き工具が必要になります。

 

 

2.ペダル

 

 

MKS(三ヶ島製作所)のFD-7に交換しました。(折り畳み式)

金属製という安心感と、滑りにくさ、シルバーの輝きが良いです。

こちらは裏から六角レンチが使えるので傷つけることの心配がなく取り付け可能です。

 

 

3.ボトルケージ

 

 

色々迷った挙句、日東・・・もとい、日東”風”のステンレス製ケージにしました。

あまり出番はありませんが、細ワイヤーがクラシカルで気に入ってます。

 

 

4.リアキャリア

 

 

本当はDAHONの純正が欲しかったのですが、国内で在庫が見つからず、DAHON用?というか、

純正とほぼ同じものが中国からの取り寄せで手配出来たので恐る恐る取り寄せてみましたが、

全く問題ありませんでした。

アルミ素材なので超軽量。後ろにリフレクター(テールライト)を付けてみました。

 

 

5.リアバッグ

 

 

リアキャリアを取り付けたのは、バッグを装着するためだったので、GOLIXのバッグを付けました。

容量は8Lで完全防水ではないものの、日常防水で撥水加工が施されているようで、

ファスナーは防水ジッパーが使われています。

上部のドローコードが様々な使い方を想像させてくれますね。

 

 

6.サイドバッグ

 

 

サドルバッグをやめて、こちらにはスペアのチューブや工具などを入れるつもりでしたが、

輪行袋がジャストフィットでしたので、そのまま輪行袋入れになってます。

 

 

7.ミラー

 

 

他の自転車にも必ず取り付けているのでBWにも。

事故でケガなどしたくないですからね。安全確認は大事ですよね。

 

 

8.前後ハブのクイックリリース化

 

 

一番やりたかったことがこれでした。

とは言ってもBWはエンド幅がフロント74mm、リア130mmな上に、ネジの規格が、

インチ規格というやっかいなサイズ。こんなサイズの中空アクスルボルトなど、

そう簡単には見つけられないですよね?色々探しているうちに、輸入代行をされている方の、

オークション出品物に品物がありましたので、台湾から国際郵便で送ってもらいました。

私と同じようにクイック化を考えている人もいらっしゃるかもしれませんので、

一応、サイズを記載しておきます。

径が9.5mmで、長さは83mm(前)/140mm(後)になります。

玉押しとナットは元々の物をそのまま使用。クイック自体はDAHONの純正です。

ご自分で交換される場合、ハブの玉押し(ベアリング)調整が出来ることと、

ハブコンレンチ、グリスなどが必要になります。

これでパンクなどの「もしも」の時に安心な上、メンテナンス性も向上しました。

クイックレバーはいつも通りというか、左側に配置していますが、

折り畳み時に干渉するようなら本来とは逆の右側に変更するかもしれません。

購入時のままのハブ調整が、かなりゴリゴリで渋かったので最適に調整したこともあり、

かなり回転が軽快になりました。

 

・・・っとまあ、長々とモディファイ状況を綴ってしまいましたが、

皆さんの参考になれば幸いです。

 

自分が求めている理想の1台に近づいたので、今のところ満足していますが、

まだまだやりたいことはありますよ。

 

 

 

蒜山高原自転車道を走る(2023年初夏)


Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f5.6 SS1/200

 

久しぶりに岡山県真庭市蒜山高原自転車道を走ってきました。

 

通称「蒜山サイクリングロード」は正式名称が、「岡山県道702号八束川上自転車道」で、

総距離が28.9km、蒜山高原をぐるっと1周出来るサイクリングロードです。

高低差は135m程度ありますが、比較的に初心者でも楽しめるのでお薦め。

これまで、数々の自転車道を走ってきましたが、私の一番のお気に入りで、

7、8回は走ったと思います。

 


Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f2.0 SS1/2500

 

蒜山三座や四季折々の草花など、ビューが素晴らしく、丁度いい距離に休憩所が設置してあります。

 


Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f2.0 SS1/1250

 

一部の沿道には紫陽花が咲いており、この時季ならではの景色に今回も心癒されました。

 

 

 

 

DAHON Boardwalk D7


Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f2.0 SS1/2500

 

 

ここ数年、車での小旅行に出掛ける度にもうちょっと小さな発見というか、

小回りの効いた移動が出来ると、もっと旅を楽しめるかも?

などという思いが湧いてくるようになり、それなら自転車を積んで出掛けようか?

というところまで考えが及んだのですが、車に積むとしても、もう少しコンパクトな

自転車がいいなと思い、そうなると折り畳み自転車しかないなということで、

遂に折り畳み自転車を購入致しました。

 

タイトルと写真の通りですが、今回私がチョイスした自転車は米国DAHON社製の

「Boardwalk D7」です。(:以下BW)

折り畳み自転車には沢山の選択肢がありますが、今回私が重視した項目には、

1.フレームがクロモリであること

2.最初から泥除け(フェンダー)が付いていること

3.折り畳みと組み立てが容易であること

以上の3点でした。

あとはもちろん見た目も大事な要素です。

 

どうでしょう?米国のメーカーではありますが、どことなく欧風で

泥除けが付いているせいか、クラシカルな印象です。

カラーは全部で5色あり、全ての色を実車で見ましたが、どれもいい色です。

その中で私のようなおじさんが乗るには爽やか過ぎるとは思いましたが、

敢えて爽やかで海辺にも合いそうなグラナイトグレーというカラーをチョイス。

スポーツ系の自転車といえばスタンドは付いていませんが、こちらのBWには

最初からスタンドが付属していた点も私にとっては高ポイントでした。

 

私はもともと自転車が好きで、既に2台所有していますが、最近はめっきり乗る機会が減り、

いざ車に積むとしても折り畳みではないので簡単には積み下ろしが出来ません。

常に車に積んでおくわけではありませんが、積み下ろしが容易で場所も取らないというのはいいですね。

 

とても気に入っているBWですが、気になる点もあり、多少のモディファイを加えました。

 


Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f2.0 SS1/400

 

機能的に全く問題は無かったのですが、せっかくの爽やかなカラーに

黒いカセットスプロケットと黒いリアディレーラーが我慢出来なくて、

買って帰ってすぐに写真のようにシルバーのパーツに交換しました。

あとは1枚目の写真でも分かりますが、フロントとサドルにバッグを取り付けています。

(Fバッグは通常とは逆に取り付けています)

両方ともバッグはDAHONの純正OPです。

 

さて、このBW、これから長く付き合っていくために更にモディファイを加えたいと思っています。

 

以下は今後のモディファイ構想(妄想)です。

 

1. 前後ホイールハブのクイックリリース化

 残念なことに前後のハブがクイックリリースではありません。

 これは普段は不具合はありませんが、出先でパンクしてしまった場合、

 穴の開いた部分を修理するのではなく、チューブごと交換しますよね?

 その場合、ハブを緩めたり締めたりする際に専用のレンチが必要です。

 アクスルボルトを交換すればいいだけだから簡単ですね・・・

 ・・・なのですが、特殊な規格らしく、合うアクスルボルトが入手可能か?

 

2. ペダルの交換

 ペダルも折り畳み機構が付いていますが、いかんせん回転抵抗が大きい。

 あと、樹脂製で滑りやすいので、金属製で滑りにくい物に交換したい。

 

3. フロントチェーンリングの交換

 これも見た目ですが、チェーンリングがクランクと一体化しているので、

 交換する場合はクランクも交換する必要がある。

 場合によってはBBも交換しようかな?ある程度乗ってみて、丁数も変更するかも?

 いつかはフロントも2速化したいですね。

 

4. リアキャリアの取り付け

 バイクに乗る時もそうですが、普段から背中に荷物を背負うのが嫌なので

 キャリアを装着してリアバッグを載せることで積載性をUPしたい。

 DAHONのOPがメーカー欠品だった為、海外から取り寄せることになりました。

 既に手配済みで、発送されているようですが、いつ届くことやら。

 

5. リアスプロケットの8速化

 BWの残念な部分でもありますが、リアが7速しかありません。

 何が残念かといえば、8速だった場合、ハブが8-9-10速と共用なのですが、

 7速はそれ以上と互換性はありません。なので選択肢も少ないということです。

 旅先で坂道でもあった場合、リアの変速の自由度が上がれば快適性も上がります。

 頑張って漕げよというハナシも聞こえてきそうですが・・・。

 8速以上にする場合、それ用のハブに交換が必要になりますし、それと同時に

 ディレーラーとシフターも対応した物へ交換が必要になります。

 場合によっては前後とも完組ホイールに交換するという手も?そうすれば

 「1.」の項目もクリア出来る。

 

6. ボトルケージの取り付け

 この自転車にはどんなボトルケージが似合うのだろう?(汗)

 現在はFバッグの外側横にペットボトルを入れられる程度のポケットが付いているので

 暫くはそれで良しとするかどうか・・・。

 

などという妄想ですが、自分なりのこだわりが反映されれば自転車への愛着が増すというもの。

じっくり付き合っていきたいと思います。

 

 

 

苗羽小学校田浦分校(小豆島)


Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f2.0 SS1/320

 

タイトルは難しい名前の学校名ですが、映画「二十四の瞳」の舞台となった学校です。

 

約5ヵ月ぶりに小豆島へ小旅行に行きました。

前回は映画村の方へ行きましたので、今回は実際に学校として使われていた分校

「苗羽小学校田浦分校(岬の分教場)」に訪れました。

昭和46年まで実際に使われていた学校が、教室の机や図画等が当時のままで残されています。

私も小学校入学時は木造の校舎でしたので、この学校が廃校になった年代とも相まって

どこか懐かしささえも覚えました。