Canon EOS-1D X with EF70-200mm F2.8L IS II USM f2.8 SS1/500 ISO400
鉄人たちの熱い1日。
「第35回全日本トライアスロン皆生大会」が行われた。
今年は依頼による撮影ではなかったので、自分の好きなBIKE競技に的を絞って撮影を。
撮影をしながら沿道から「頑張れ!!」と選手に声を掛けると、
「ありがとう!!」と応える元気のある選手も居れば、「ハァ、ハァ・・」と
息も絶え絶えで目一杯の選手も居る。
こんなに苦しむのに、どうして自らこのような過酷なレースに挑むのか・・・。
それは自分に対するチャレンジでもあり、それを経験しなければ分からないだろう。
Canon EOS-1D X with EF24-105mm F4L IS USM f6.3 SS1/30
Canon EOS-1D X with EF24-105mm F4L IS USM f7.1 SS1/30
さて、自転車競技の撮影においてのワンポイントアドバイスを。
動いている自転車の躍動感を演出したい場合は、スポークなど、回転部分が写ってしまう場合は、
なるべくシャッタースピードを落としたほうがいいです。
今回の3枚中、2枚はシャッタースピードを1/30秒に設定して流し撮りをしています。
流し撮りまでは必要ありませんので、ここまでシャッタースピードを落とすことはありませんが、
高速シャッターで回転部分が写ってしまうと、構図によっては迫力の写真も撮れますが、
自転車を漕いでいる写真なのに止まった写真になってしまい、不自然な写真になってしまいます。
真正面や真後ろから撮れば回転部分が写らないので、あまり神経を使うことはありませんが、
真横から撮る場合などは1枚目のように大胆に切り取った構図にしてしまうことも効果的です。