M's Photography 松下直樹のブログ

山陰の写真家 松下直樹のオフィシャルブログです

雪の大山「JOB」

f:id:matsushita-photo:20170216230533j:plain
Canon EOS-1D X with EF24-105mm F4L IS USM f9.0 SS1/320 ISO160

 

 今年に入って既に仕事を含めてスノーシューハイクを4回、そのうち1回は新月の夜。

ラッキーなことに、昨年から雪山での撮影用にディレクターからスノーシューを支給されていました。

新月の夜は、敢えて往路ではライトを点けず、五感を研ぎ澄ましてのハイク。

夜の山では人間も自然の中の動物たちと同じ、物音ひとつでお互いが警戒する世界です。

そして雪中テント泊も経験しました。

ガタガタと震えながら、自分の装備についても考えさせられる一夜となり、

また、温かい布団のありがたみも改めて感じられました。

 

そんなこんなで、今年に入ってからもアクティブに行動しております。

 

さて、上の写真ですが、2月12日(日)の大山での1コマです。

この日と前日は全国的にも雪の地域が多く、鳥取県については全国ニュースでも

取り上げられるほどの豪雪となりました。

そんな日に2日連続で大山での撮影が入っていましたので、さぁ大変・・・

11日は午後からの撮影でしたのでなんとか辿り着けましたが、あくる日は朝一からの撮影なので、

その夜は大山に泊まりました。

 

12日も天候は荒れ気味でしたが、予定通り思い切ってフィールドに入ってみると、

奇跡的に晴れ渡り、市街地が大雪のために上がってくる人も少なく、順調に撮影が進み、

スタッフ一同で、ほっと胸を撫で下ろしました。

 

写真のように木の枝にはたくさんの雪が被さっています。

陽が差すと、この雪がどうなってしまうかというと・・・

 

f:id:matsushita-photo:20170216232724j:plain
Canon EOS-1D X with EF24-105mm F4L IS USM f5.6 SS1/400 ISO160

 

写真の人物はこの日のスタッフの一人で、このブログではお馴染みのCharly氏です。

結果的に神々しい写真になってしまいましたが、実は枝の雪が直撃している瞬間です。

もちろん、私も何度か直撃を受けました(笑)

こういう日の撮影はカメラを守る措置をお忘れなく!