M's Photography 松下直樹のブログ

山陰の写真家 松下直樹のオフィシャルブログです

WILD LIFE #11 於茂登岳登山

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Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f3.2 SS1/125 ISO200

 

昨年の沖縄本島では本島最高峰の与那覇岳へ登りましたが、今回は石垣島ということで、

沖縄県の最高峰である於茂登岳(おもとだけ)へ登ってきました。

 

これから新日本百名山や47都道府県の最高峰を踏破される予定の方にとって、

避けては通れない山になりますね。

最初の写真の2枚は、前日に登山口を下見に来た時に撮影したもので、下見をしなければ

どこが登山口かわかりませんでした。

 

登山当日は雨でしたが、スケジュールの変更が難しかったので、強行で登りました。

しかし、これが間違いの元でした。

 

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Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f3.2 SS1/125 ISO200

 

場所によっては上の写真のように足元がコンクリートで整備されていますが、

それ以外の部分がほとんど赤土で、しかもかなり急登なので滑ります。

おまけにかなりの藪漕ぎがあるので予想以上に体力を奪われました。

靴はトレッキングシューズを履いていて正解でしたが、それでも滑ります。

 

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Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f2.5 SS1/250

 

上の写真は頂上に着いてから振り返ってみたところですが、

どこが登山道だかわかりませんよね。

足元の踏み跡はしっかり付いていましたので大丈夫でしたけどね。

雨と濃いガスで眺望もゼロ。やはり雨の登山では・・・。

 

この笹かどうかはわかりませんが、写真を撮って飲み物でも飲もうと思ったとき、

暑くて腕まくりをしていたその腕をヤマビルに吸われていました。

これもこの山のいい思い出です。

 

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Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f2.5 SS1/250

 

頂上台地はあまり広くはありません。

天気が良ければここから川平湾など美しい景色が広がっているでしょう。

下山時には雨脚が更に強くなり、スコールのような中をずぶ濡れになりながら登山口へ。

レンタカーを汚すわけにはいかないので、車の外で傘をさしながらスッポンポンに(笑)

あまりの土砂降りに、誰も来ませんでしたので無様な恰好を見られなくてよかったです。

 

さて、こう書くと酷い山のような印象を与えてしまいがちですが、

何日も晴れが続いた日で、更に晴れた日の登山だったら、

もっと楽に登れたでしょうし、頂上からの眺望も素晴らしいものだったでしょう。

また、ここでしか見られない固有の動植物も見ることが出来、思い出深い山となりました。

 

 

川平湾(石垣島)

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Canon EOS M5 with EF-M22mm F2.0 STM f8.0 SS1/250

 

石垣島へはおそらく4回目くらいになりますが、行けば必ず立ち寄るポイントが

写真の川平(かびら)湾です。

奥行きのある大きな湾で、光によって七色に変化すると云われています。

この日は御覧のように海面が波立つほどの強風と、曇りの天気でしたが、

一瞬の雲の切れ間を狙って、何とか青空を取り入れたという感じです。

潮流が速いことと景観を守るためでしょうか、このビーチは遊泳禁止です。

 

このように鑑賞のためのビーチというのも悪くないですよね。

ここからはグラスボートが出航しており、美しい海中を見ることも可能です。

下の写真はグラスボートから見た「青いサンゴ礁」です。

 

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カンムリワシ

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Canon EOS M5 with EF40mm F2.8 STM f2.8 SS1/250

 

今年も冬季の取材旅行に出かけてきました。

10日間ほど石垣島に滞在し、そこを起点に西表島由布島などへ渡航

たくさんの自然に触れてきました。

 

さて、写真のカンムリワシは左の翼を骨折し、「石垣やいま村」にて保護されている

オスで名前は「よんなー」です。

時折、風が吹き込むと風上に向かって飛び立とうとしますが、上手く飛べず、

とまり木からバランスを崩して落ちてしまいます・・・。

なんだか見ているのが辛くなってしまいますね。

いつか完治して早く放鳥されることを願います。

 

野生のカンムリワシはどうかといえば、西表島の仲間川にて見ることができました。

 

 

 

彼岸花 2018年

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Canon EOS M5 with EF100mm F2.8L MACRO IS USM f2.8 SS1/1600

 

彼岸花」 本当に不思議な花です。

いつもこの花に秋の訪れを教えてもらっているようですが、

今年は咲き始めの早い時期に色褪せていない花を撮りたくて、

例年に比べればまだ開花の少ない時期に出かけてみました。

 

花の数が少ない時期だからこそシンプルな背景を選ぶことが出来、

今回は背景を暗く落としたかったので、目指す花を探すのは大変でしたが、

何とか、撮りたかったイメージに近いカットを撮ることが出来ました。